Blog

NGC、PCGS 自分で鑑定会社にアンティークコインを提出する正しい方法(2022年現状)

新型コロナウィルスの影響により、アメリカにあるNGC及びPCGSへの発送手段が限られ、私の提供する情報がなかなか活用しづらい状況ではあった為、支部がある香港へ発送する形を取っておりました。
香港へ発送する場合について、ドアtoドアでの発送が非常に難しく、NGCは受け入れてもらえず、PCGSのみ受け入れてくれていたので、昨年よりPCGS香港へ送っていました。
そのPCGSは、コロナ需要で多くのコインを鑑定するようになったことで、リソースが足りず、現在PCGSに受領されてから戻ってくるまでに、約1年くらい掛かることを、PCGSが公式に発表しています。

ただ、2022年5月より、アメリカへの発送できる状態になりNGCへ送ることができるようなったので、受領から戻ってくるまでの期間も2~3か月程度と、通常と変わらないスピードで鑑定を終えて戻ってきます。

ですので、私が提供する情報冊子については、NGC編は現状有効に活用いただけると思います。
PCGSも可能ですが、1年掛かってしまうのであまりお勧めはしません。
また、情報冊子は新型コロナウィルスが流行し始めた2020年に作っているので、情報として若干古くなっていますが、今回ご購入いただいた方対象に、追加レポートをお付けしたいと思います。

鑑定費用については、情報冊子に記載していた頃と現在の為替が大きく違うので、掲載価格の1.5倍は掛かると考えていただければと思います。
1枚、2枚程度なら、鑑定を代行しているコイン店がありますのでそちらに持って行った方が安価ですが、10枚以上にもなったりすると、自分で鑑定した方が安価に済みます。
特にモダンコインは、だいぶ安価に鑑定ができます。

なぜ私がこの情報冊子を作ったかと言いますと、情報冊子にも書いていますが、だいぶ前に古銭の処分の相談をうけたことがきっかけでした。6枚の日本のコインについて、ある程度評価額を調べ、素人を装い、コイン店に持って行ったのですが、6枚で50円と信じられない査定結果が出ました。
価値を知らなければ、50円の査定結果でも仕方ないと思って売ってしまうわけで、私からすると非常にもったいないと思ったわけなんですよね。ですので、多くの方が適正な価格で売却できるようになってほしいと思い、この情報冊子を作りました。

ご家庭に多くの古銭が眠っている方は、ぜひ、この情報冊子を活用いただければと思います。

また、コインの価値がわからない方は、直接お問い合わせください。
売却方法についてアドバイスいたします。

自分で鑑定会社にコインを提出する正しい方法(NGC編)
自分で鑑定会社にコインを提出する正しい方法(PCGS編)